国語力が身に付いたら数学の成績も伸びた。なぜ?

  •  とある大手予備校の講師室。数学の講師が愚痴めいた独り言をつぶやきながら、生徒たちの答案を添削しています。隣の席にいた私(KOTOBA塾塾長・野中)は、気になって尋ねてみました。数学氏いわく「コイツら、そもそも設問文が読めてないんだよな!だからトンチンカンな解答を寄越して来る。自分が何を要求されているのかも理解せずに、正解を導き出せるハズがない……(溜息)」。成程、氏が愚痴りたくなるのはもっともなことだと思いました。この実話は、単なる「笑い話」では済まされない深刻さを伴っています。どの教科・科目であれ、設問文は日本語で記されています。その設問文が読み解けていないということは、数学なら数学、英語なら英語、それぞれの教科・科目の専門領域に踏み込む手前の国語段階で「戦略的過失」を犯していることになります。


     私たち一人ひとりの思考内容のきめ細かさは、その人が母語(=幼少期までに日常生活の中で自然と身に付けた言語)をどれだけ精密に使いこなせるかによって決まるといわれています。私たちにとっての母語は日本語です。英数国社理どの科目の問題を解いている時も、受験生の思考内容を形成しているのは日本語なのであり、出題者もまた日本語を用いて解答者にアプローチして来るのです。「設問文中に最大のヒントが埋め込まれている」とは、無数の受験問題を解き続ける中で私が嫌というほど思い知らされて来た教訓です。国語力が全科目の前提を成していることは、紛れもない事実といえましょう。30年に及ぶ塾講師生活を振り返っても、まず国語の成績が上がり始め、やがてそれに釣られるようにして他科目の成績もアップし出すというケースを何度か目撃して来ました。それらの事実もまた、国語学習の優先度の高さを示唆しています。


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